鉄を加工して作るアイアンアートです。

ロートアイアン

実際の言葉の意味は錬鉄という意味ですが実際にはアイアンワークとも呼ばれます。ヨーロッパで多く見られる鉄の装飾が施された門扉やフェンス、階段手摺りの大きなモノから表札や看板やポスト等の小物まであらゆる物を作ります。

ロートアイアンの歴史

ロートアイアン

ヨーロッパの文化の一部として愛されてきたロートアイアン。起源はかなり古く少なくとも紀元前3000年以上も前に加工された鉄物が発見されています。人が作った初めての高度な加工物とも言われるロートアイアンが現在も進化し形を変えて人々の生活の一部になってます。

製作方法について

鉄や鉄板を熱し職人が曲げたり捻ったり叩いて伸ばすなどして加工し装飾パーツ等を組合せ溶接・研磨して完成させます。通常は下地に亜鉛鍍金加工を施すことにより錆にくい構造した後、焼付け塗装で仕上げます。職人がハンドメイドで作る1点ものが多いためにオーダーメイドが基本であり受注発注での製作になるので綿密な打ち合わせと図面作成が必要です。

他の素材について

鉄の代わりにアルミを使用したロートアルミもあります。軽量で錆びにくいことなどのメリットがある一方で原料のアルミが鉄より高価であることや溶接が手間であること、細かい造作に向いていないのでデザインに限りがあるなどの欠点があります。